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2006年07月24日

奄美でのイベントにてチャント(祈りの歌)を捧げる
ナラニ・カナカオレ
ナラニは以前よりサイトで紹介しているハワイのデザイナー、
シグ・ゼーンの妻であり、ハワイを代表するクムフラの1人です。
奄美のイベントでは地元の歌手による奄美の島歌と、
彼女の歌うチャントとハワイアンミュージックが
本当に幻想的で、とても強く印象に残りました。
彼女はカヒコと呼ばれる古典的なフラから、
アウアナと呼ばれる現代的なフラまで精通し、
フラのみならずハワイ文化の中枢を次の世代に
伝えていく活動をしているそうです。
そういえば何年か前から、またフラダンスが日本人の間で
ブームになっているようですが、やはりスローライフや
ロハス、といったライフスタイルの影響を受けてでしょうか?
しかし、意外とそのフラの根元にあるハワイ文化や精神性と
いったものは、知られていない面が多く、
私もこの仕事につくまでは「ハワイの伝統的なダンス」、
くらいの認識しかありませんでした。
クムフラ、という言葉を知ったのも最近のことで、
その言葉が意味する人達が脈々と祖先から受け継いできたものや、
今伝えようとしている事柄を、間接的ながらも目にする機会があった、
というのはとても大きな出来事でした。
それと同時に、日本人というのは「伝える」という行動が、
やはり少し苦手なようにも思えました。
大事な事だと思っていても、それを大事だときちんと口に出すのは
なんだか格好の悪い事のように思ってしまったり、面倒くさかったり、
だからこそ、そうしておろそかにしてしまったものを、
今、様々な形で生活の中に戻していこうとしているような気がします。
スローライフとは丁度そういったものを見直していく生活で
あるように。
緩やかに、しかし途絶えさせる事なく何かを伝えていこうとする。
ハワイの人々にはそういった心を感じます。
だからこそ、今でもあの島に憧れる人が多いのではないでしょうか?
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